Google AdWords広告

Google AdWords広告については、以下の特徴があります。

  1. 日本では検索エンジン利用者の30%以上がGoogleを使うと言われる
  2. Googleにリスティング広告を配信できる唯一の媒体
  3. 豊富なGoogle コンテンツネットワークを持つ
  4. その他、多くの検索パートナーサイトを持つ
  5. 広告配信地域のターゲット設定が可能
  6. 無料で高機能なアクセス解析ツール Google Analyticsを利用することができる

1. 欧米では最大のシェアを誇る検索エンジン

欧米では主要な検索エンジンであり、Yahoo!のシェアはGoogleよりも低くなっていますが、2010年時点の日本ではYahoo!の後塵を拝しています。しかしそのシェアの差は年々縮まってきていると言われ、数年後の日本におけるシェア争いはどうなっているか分かりません。

日本においては、インターネットの利用初心者はまずYahoo!JAPANを利用する傾向があり、ITリテラシーが高くなるに従って、ユーザーのGoogle利用率が高まる傾向があるとの調査結果もあります。この分析に従えば、インターネット利用者の飽和化が進んだ日本では年々ユーザーのITリテラシーは高くなるので、Googleを利用する割合が高くなると予測できます。

他方で、iPhoneやiPadなどのPC以外のインターネット端末への積極的な取り組みもGoogleには優位性があり、こういったPC以外のデバイスの普及状態によっては、一気にGoogleの利用シェアに変化が起こる可能性も秘めています。

もちろんこういった潜在性を鑑みるまでもなく、現時点でも国内30%のシェアを誇る第2位の媒体ですから、広告出稿を躊躇する必要はありません。

またITリテラシーといった利用者の属性に特徴があるので、見込み顧客が所属する業界によっては主要に利用されている検索エンジンが既にGoogleであるような業界はあり得ます。例えば、IT業界の人を顧客層に持つビジネスの広告を出稿する場合、Yahoo!とGoogleとの利用比率は、60対30ではなくもっと接近した比率である可能性はあります。

2. Googleにリスティング広告を配信できる唯一の媒体

そんなGoogleの検索結果画面にリスティング広告を配信できる唯一の媒体が、Google AdWords広告です。

3. 豊富なコンテンツネットワーク

Googleは、コンテンツネットワークと呼ばれる広告配信先サイト群を構築しています。これは、ウェブサイト・ニュース ページ・ブログなどから構成されており、これらネットワークのページコンテンツと関連性の高いAdWords広告が掲載される仕組みです。

このコンテンツネットワーク向けの配信は、検索結果画面のみが対象ではなく、ニュースやブログなどの記事も対象になっている点がユニークです。例えばある新製品のレビュー記事を読んでいるユーザーの画面に、その新製品に関連した商品の広告を表示させることで、検索という”行為”を行っていないが、その分野の製品に関心のあるユーザーに広告を見せることが可能になります。

こういった仕組みの広告ネットワークに、AdWordsの広告を出稿させるか否かの設定を広告主みずから行うことができるようになっています。

具体的なコンテンツネットワークは、時期によっても変わりますので、下記のサイトを参考にしてください。

4. 多くの検索パートナーサイト

Yahoo!の提携パートナーのように、Googleも検索パートナーサイトと呼ばれる広告ネットワークを持っており、これらのサイト内検索の結果画面にAdWordsの広告を出稿させることができます。

具体的な検索パートナーサイトは、時期によっても変わりますので、下記のサイトを参考にしてください。

5. 広告配信地域のターゲット設定が可能

Yahoo!リスティングの設定と同様に、Google AdWords広告でも広告配信地域の設定が可能です。

6. 無料で高機能なアクセス解析ツール Google Analyticsを利用することができる

Googleは、Analyticsというアクセス解析ツールを無料で公開しています。

アクセス解析ツール(もしくはソフト)とは、ホームページに訪問してきたユーザーの属性情報を収集し、解析することでウェブサイト内のユーザーの遷移行動を把握したり、流入経路、離脱経路、検索キーワード、参照元など多くの情報を得るソフトウェアシステムです。

ちなみにこれらの情報はウェブサイトを閲覧しようとURLにアクセスする過程で相手先サーバーに記録されている性質のものであり、個人情報やプライバシー情報の収集とは異なります。

サイトへの訪問履歴を詳細に分析することは、自社サイトの長所・短所を把握するためにウェブマーケティングにおいては必須の作業であり、多かれ少なかれたいていのサイトはアクセス解析を行っています。

このアクセス解析ソフトは無料のものから大変高価なものまで多く出回っていますが、Googleはその中でも非常にスタイリッシュなデザインと機能を持ったツールを開発した会社を買収し、そのツールを無料で公開しました。これが、Google Analyticsとして現在提供されているものです。

Analyticsは無料で提供されていますので、Googleのアカウントを取得すれば、誰でも利用することができます。しかしAdWordsのサービスを利用すると、広告を通して誘導したユーザーの訪問データとその他広告以外の経路からの訪問データを連動して扱うことが可能になります。

ネット広告の管理画面は、広告に関する各種データを記録し、分析することはできますが、ウェブサイトに訪問するユーザーの経路は広告のみではありません。広告経由の訪問者は、これらのサイトへの訪問者全体の中の一部であり、本当の意味でのネットマーケティングは、サイト全体の訪問者の行動を対象に行わないと片手落ちとなります。

次のページでは、SEO vs リスティング広告①と称して、SEOとリスティング広告の効果の面から見たそれぞれのメリットとデメリットを記述しています。