SEOの具体策(外部要因)
SEOの外部要因からの施策
SEOの外部要因を施す際の主な注意点・チェックポイントです。なお、項目は代表的なものであり、これが全てというものではありません。また将来的にも現在のSEO施策が通用するかどうかは不明です。
- 「Yahoo!ビジネスエクスプレス」サービスを購入し、Yahoo! JAPANのディレクトリに登録する
- 「ディレクトリ登録」サービスを購入し、他ドメインから自社サイトへのリンクを集める
- 信頼できるサイトへの(相互)リンクを依頼する
- 怪しげなSEO業者からの外部リンクを購入しない
- 自社サイトのサイトマップ(sitemap.xml)を作成し、各検索エンジンに送信する
1. Yahoo!カテゴリ掲載とYahoo!ビジネスエクスプレス
記述ではいきなり「ビジネスエクスプレスを」と書きましたが、登録したいウェブサイトがビジネス目的である場合にのみ、Yahoo!ビジネスエクスプレスは申請が可能です。登録申請は有料ですが、必ず登録されるとは限りません。この点は、注意が必要です。
Yahoo! JAPANに登録したいサイトがビジネス目的で無い場合、Yahoo!カテゴリ掲載に申請できる可能性があります。こちらは登録申請は無料となりますが、必ず登録されるとは限りません。
2. ディレクトリ登録
現在日本では、大手ポータルサイトへの一括登録代行サービスとしてメジャーなものは、
などのサービスがあります。
これらのサービスに申し込むことで、ディレクトリ型検索エンジンや、大手ポータルサイトのディレクトリに一括して登録を代行してもらうことができます。登録申請は有料ですが、必ず登録されるとは限りません。
3. 相互リンク
有料のサービスのみでなく、他のウェブサイトからリンクを張ってもらったり、お互いにリンクを張り合う相互リンクなどの形で外部からのリンクを獲得することもできます。
この相互リンクに関しては、注意点が2つあります。
1つ目は、SEOの特徴の項目でも触れましたが、検索エンジンはあるウェブサイトにどれだけのリンクが集まっているかを集計して、それを+(プラス)としてカウントしていますが、逆に自サイトから他のウェブサイトへ張ったリンクの本数を-(マイナス)として加減計算をすると言われています。つまり、自サイトへのリンクは多い方が有利であり、自サイトから他サイトへのリンクは少ないほうが有利という計算になります。特に検索エンジンから自ウェブサイトへの評価が高い場合は、相互リンクが結果的に他のウェブサイトの価値を高めて、自ウェブサイトへの貢献があまりないという状況もあり得なくはありません。相互リンクを行う場合は、相手ドメインを慎重に選ぶ必要があります。
2つ目の注意点は1つ目の注意点と若干関連するのですが、1つ目の注意点は「相互リンクの相手に対する検索エンジンの評価が低い」場合は、あまり効果が期待できないという懸念でした。その延長線上の話として、もしも「相互リンクの相手に対する検索エンジンの評価が悪い」場合、どのような影響が考えられるのでしょうか。
世の中には検索エンジンを騙そうとして様々な手法でサイトの順位を上げようとしているサイトオーナーが実在します。検索エンジンも様々な方法でそういったサイトの情報を収集し、悪質なサイトの評価を下げています。
もしも相互リンクを依頼した相手のウェブサイトが検索エンジンから悪質なサイト(一般的にスパムとも呼ばれます)と判定されていたとすると、そのスパムサイトからのリンクを受けているあなたのサイトもその仲間と見なされる可能性が生じます。
「相互リンクの相手は知り合いだし、悪質な人間ではない」と思っていても、数年前ではよく使われていた検索エンジンの順位を上げる手法が今となっては禁じ手であるケースは多く、相手がその禁じ手を使ってサイトを構築し、そのまま放置しているケースもあり得ます。一度下がった検索エンジンからの評価を再び上げる努力は大変ですから、どんなサイトからリンクを受けるかは慎重に選ぶ必要があります。
4. 怪しげなSEO業者
下記のリンクは、Googleがウェブマスター(サイト管理者)向けに出している検索エンジン最適化(SEO)についてのガイドラインです。
検索エンジン最適化(SEO)- ウェブマスター ツール ヘルプ
この中でも触れていますが、GoogleはSEOに対する健全な努力は推奨していますが、悪質なSEO業者に対しては厳しい態度を取っています。Googleから悪質と見なされている業者からのサービスを購入し、挙句の果てにGoogleの検索結果から除外されるような事態にならないようにくれぐれも注意してください。
Googleのガイドラインに敵対するまでの行為はしなくとも、小さな嘘をつくSEO業者は意外と多くいます。その一つの例が、「検索エンジンの1ページ目に掲載された月(もしくは日数)だけ料金が発生する成果報酬型のサービスなので、低リスクです」というアピールをする業者です。
SEMの業界では、「キーワード」を一口に括らず、ユーザーの検索実績数の多寡に応じて「ビッグキーワード(ビッグワード)」、「スモールキーワード(スモールワード)」と分類し、それぞれのキーワードセグメントに対して別々のアプローチを取るものです。
小さな嘘をつくSEO業者が宣伝している言葉を正確に表現すると、「(スモールキーワードで)検索エンジンの1ページ目に掲載された月(もしくは日数)だけ料金が発生する成果報酬型のサービスなので、低リスクです」となりますが、実はスモールキーワードで検索エンジンの1ページ目に掲載を狙うのは、そんなに難しい話ではありません。特に地名などの固有名詞とビッグキーワードを複合させたワード(例えば、「大田区 ホテル」など)でSEO対策を施せば、1ページ目の掲載も難易度はぐっと下がります。そして、”スモール”という言葉が暗示しているように、この言葉を使って実際にユーザーが検索をする頻度は思ったよりも少ないのです。
もしもSEO業者が「1ページ目掲載の成果報酬型SEOサービス」と営業してきたら、「どんなキーワードで?」と聞いてみてください。
5. 自社サイトのサイトマップを作成し、各検索エンジンに送信する
検索エンジン各社はクローラーと呼ばれる独自のプログラム(ロボット、スパイダー等と呼ぶ場合もあります)を自動で稼動させて、インターネット上のウェブサイトのデータを収集しています。ゆえに、ディレクトリ登録や相互リンクでトップページのURLのみを通知しても、それ以外のページのデータも検索エンジンは追々収集して、登録されてゆきます。
プログラムが自動で他のページを見つける手段は、クローラーが収集している既知のページ内から他のページへのリンク(この自サイト内のページ間リンクを内部リンクと呼びます)を辿るので、全ページに正しくリンクが張られていればいずれ全ページが検索エンジンに発見・収集されることになります。
しかし、もっと積極的に全ページのデータを検索エンジン側になるべく早く伝えたいときは、サイトマップ(sitemap.xml)と呼ばれる規格のファイルを作成し、検索エンジンに直接送信することができます。このサイトマップの規格では、ウェブサイトがどんなページ群から構成されているのかだけでなく、ページ毎の重要度を設定して伝達することもできます。
各検索エンジンに自サイトのサイトマップを送信するには、下記のようなウェブマスターツールを利用します。アカウントの作成と、その後サイト管理者であることを示す処理が必要になりますので、不明な点はそれぞれのサイト管理者などに問い合わせてください。
注:『Yahoo!検索 サイトエクスプローラー』は、2010年末をもってサービスの提供が終了いたしました。 Yahoo! JAPANの検索エンジン部分をGoogleのものを利用する旨の発表があり、それに沿った措置と思われます。 今後はYahoo! JAPANに対するSEO対策は無用になる可能性もありますが、追って情報が分かり次第追記してゆく予定です。
次のページでは、SEOの具体策(内部要因)と称して、SEOの内部要因について、幾つかの具体例・チェック項目を記述しています。